源義経

源義経年表

如意の渡し

 室町時代の『義経記』に、源義経が奥州に落ちのびる際に、渡守の平権守(たいらのごんのかみ)に「判官殿だ」と怪しまれるが、弁慶が嫌疑を晴らすために扇で義経を打ちすえるという機転で切り抜け、無事に乗船できたという一節があります。平成21年まで、この地には「如意の渡し」と呼ばれた渡船場がありました。


義経岩

 1187年(文治3)、源義経が兄頼朝から追われて北陸から奥州へ向かう途中、にわか雨が晴れるのを待った(雨晴の由来)という言い伝えがあります。
平成27年、国指定名勝「有磯海」に追加指定されました。